「学びの保育園」という名称から、「勉強を教える園なの?」という質問を受けることがあります。
ですが、私たちが考える「学び」とは、子どもたちを机に向かわせ、ドリルを解かせることではありません。
子どもたちには元々、体験を通じて「自分で学ぶ」力が備わっています。
体を使った遊び、歌や踊り、お絵かき、友達との繋がり、時にはケンカや失敗の中からも、多くの発見や気づきを得るでしょう。
日々の体験を通じて「自分」を知り、「仲間」を知り、やがて「社会」を知る。
このような「学び」を私たちは大切にしています。
「体験を通して学ぶこと」
を大切にしています。
育木会の保育方針
OUR POLICY
園の保育理念
園の保育目標
7つの学びプログラム
園の特色
学びって?
WHAT’S MANABI?
「学ぶ」とは
「真似をする」こと
「学ぶ」の語源は「真似ぶ」という言葉です。「真似ぶ」とは、「真似をする」という意味ですね。子どもは皆「真似っこ」が大好きです。この「真似る」という行為は子ども達の「自分でやってみたい!」「できるようになりたい!」という自発的な強い気持ちの表れです。乳幼児期というのは、人と人とのかかわりの中で、また実際に体験することにより、見て真似をしながら主体的に「学んでいく」楽しい時期であり、生活そのものの全てが「学び」の連続であると思っています。
子どもの意志を
尊重すること
ともすれば「危険だから」「まだ早い」「この子には難しいのでは?」等々我々大人は、子ども自身がやってみようとすることに対してストップをかけてしまいがちです。安全で清潔な環境を保証することは、とても大事なことであると思います。しかし「自らやってみたい・学びたい」という気持ちや多いがある時を逃さずに、子ども自身の目で見て、心で考え、実際に取組み、怖れずに挑戦していく機会をつくっていくことも、同じくらい大事なことだと考えています。
実際に体験すること
当園では子どもたちがやってみたいと思える「学びの場」をたくさん創っていきたいと考えています。まずは実際に体験するということをベースに、「身近な自然や生き物」「文化や芸術、スポーツ」「地域や社会」など多くの「本物」に触れ、体験を通して自分や仲間・家族・回りの人たちと向き合い関わり、相手の思いに気づいたり、認め合ったり、自分の考えや意見をしっかり伝えることができる子ども達を育んでいきます。
共に成長しあうこと
「自分がかけがえのない存在」であることに気づき、心の根っことなる大事な部分がゆるぎなく、いきいきとその子らしく輝いている・・・そんな子どもたちがたくさん育つ場となるよう、私たち保育者も保護者の皆様も、地域で暮らす多くの方々も大いに巻き込みながら、ともに学びあい、育ちあうことのできる保育園にしたいと心から願っております。